やあ
それは余りにも速すぎた
始めこそ遅れまいと意気込んでいた
しかし指然たる数には抗えず
気が付けば
後ろには誰もいなかった
それは余りにも遅すぎた
まだ大丈夫だろうと高括していた
しかし万物たる時には抗えず
前には誰もいなかった